先輩のインタビュー

技術開発部試作開発課

優斗

決められているのはゴールだけ、失敗も次のステップにする
試作開発の仕事は、設計から試作、量産サポートまで、お客様の要望を形にするためのすべての工程に関わる仕事です。納期や品質といったゴールは明確ですが、そこに至るまでの進め方や試作のアプローチは、自分たちで考えながら設計していくことができます。
入社して感じたのは、「ゴールは決まっているけれど、そこに至る道は一つではない」という、この会社ならではの仕事のスタイルでした。決められた手順をただなぞるのではなく、自分で考え、判断しながら進めていくことが求められます。その分、途中で予期しない課題に直面したり、思うように進まないこともあります。
私自身、若手の頃には、図面のミスによって金型を作り直し、数百万円規模の損失を出してしまったことがありました。当時は大きな不安を感じましたが、先輩からの一言は、「こんなの大丈夫だよ。誰でも一度は通る道だから」という思いもかけない言葉でした。
責めるのではなく、「次にどう活かすか」を大切にしてくれる社風があるからこそ、一緒に原因や経緯を一つずつ振り返りながら、改善策を考えることができました。その経験が、今の自分の仕事力の大きな指針になっています。
俯瞰の力が、社会を支える製品につながるという仕事
現在は試作開発課で、設計部門が作成した図面をもとに、金型や材料を調整しながら試作品の製作を行っています。設計段階では見えにくい課題を洗い出し、試作で検証しながら調整を重ね、量産へとつなげていく役割を担っています。
電気自動車関連の新製品開発では、メーカーと協力しながら試作を繰り返し、想定通りに進まない場面にも多く直面しました。それでも試行錯誤を重ねることで、最終的には量産ラインに乗せることができました。
自分たちの一つひとつの判断が、そのまま世の中で目にする製品につながっていく。その手応えを、形として実感できることが、この仕事の醍醐味だと感じています。
最近では、設計や製作だけでなく、関係部署やお客様との調整も含めて、開発全体を見渡す立場を任されるようになりました。責任は増えましたが、技術だけでなく、「相手が何を大切にしているのか」を考える視点も身につき、仕事に向き合う覚悟が変わってきたと感じています。
自分のペースで挑戦に向き合える環境
一日の流れとしては、午前中は考える仕事、午後は手を動かす作業が中心です。上司や先輩との距離も近く、分からないことがあればすぐに相談できます。一人で集中する時間と、周囲と意見を交わす時間のバランスが取りやすい点も、働きやすさにつながっています。
当社は、自由度が高い分、自主性を大切にしている会社です。自ら考えながら仕事を進めていける人や、分からないことを素直に聞ける人にとっては、とても成長しやすい環境だと思います。また、個々の性格やペースに合わせて仕事を任せてもらえるため、落ち着いたタイプの方でも安心して働くことができます。
「ものづくりが好き」「自分の裁量で仕事に取り組みたい」「失敗を恐れずに成長したい」そんな思いを持っている方にとって、キーパー挑戦しがいのある場所です。ここで積み重ねた経験は、必ず自分自身の力になっていくはずです。

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